大雨の中で見た花火。予定通りじゃなかったけど、子どもの笑顔が最高だった

今年の夏、地元で開催された花火大会に、下の子と2人で行ってきました。

実は、下の子にとって今回が人生で初めての花火大会

「花火を見に行くよ」と伝えたときから、かなりテンションが上がっていました。

一方、兄はというと……

「ゲームが忙しいから行かない」

あっさり拒否。

まあ、小学生のお兄ちゃんともなると、花火よりゲームのほうが大事な時もありますよね。

ということで、今回は下の子と2人で花火大会へ向かうことになりました。

会場に着く前から、すでにちょっとした試練

車で会場近くまで向かったものの、予想通りというか、近場の駐車場はどこも満車。

「やっぱり花火大会は混むよな……」

仕方がないので、少し離れた駅の近くにある駐車場に車を停めました。

そこから会場までは歩いて10分ちょっと。

大人ならそれほど遠く感じない距離ですが、子どもにとってはそうでもありません。

歩き始めてしばらくすると、

「もう疲れた……」

と、さっそくぼやき始める息子。

まだ花火すら見ていません。

「大丈夫かな……」

ちょっとだけ不安になりながら、なんとか会場を目指します。

夜店を見た瞬間、テンション復活

ところが、会場が近づいてきて夜店が見えてくると、さっきまでの疲れはどこへやら。

急に元気になりました。

やっぱり子どもにとって花火大会といえば、花火だけじゃないんですよね。

ズラッと並んだ夜店を見て、目を輝かせています。

そして、まず挑戦したのが射的。

見事(?)景品をゲットして、かっこいい剣を手に入れました。

本人はかなりお気に入り。

その姿を見ていると、連れてきてよかったなと思います。

さらに、りんご飴も購入。

ところが、しばらくすると、

「なんか想像してた味と違う……」

と言って、こちらに渡してきました。

どうやらお気に召さなかったようです。

実は私も、りんご飴を食べるのは人生で初めて。

まさか子どもの食べ残し(?)で初体験することになるとは思いませんでした。

そして突然の雨

しばらく会場を楽しんでいると、

「喉乾いた」

とのこと。

そこで近くのコンビニへ飲み物を買いに行くことにしました。

海沿いということもあって、だんだん風も強くなってきています。

「ちょっと天気が怪しいな……」

そんなことを思いながらコンビニへ。

そして、買い物を終えて外へ出てみると――

雨が降っていました。

しかも、ちょっと降っている程度ではありません。

どんどん雨が強くなっていきます。

夜店も、雨の影響で店じまいを始めるところが増えてきました。

「これ、花火中止になるんじゃないか?」

そう思い、急いで車へ戻ることにしました。

傘がない。雨はどんどん強くなる

当然、花火大会に傘なんて持ってきていません。

結果、親子そろってビッチャビチャ。

「せっかく来たのに……」

「このまま花火も中止かな……」

そんなことを考えながら、駐車場へ向かって歩いていました。

すると、そのときです。

後ろから、

ドーン!

と大きな音が。

振り返ると――

花火が上がっていました。

「えっ、やるの?」

大雨の中、一旦足を止める私たち。

すると、隣にいた子どもが、

「すげー!すげー!」

と、目を輝かせています。

雨でびしょ濡れになっているのに、そんなことはどうでもいいようです。

初めて見る花火。

それがまさか、大雨の中で見ることになるとは。

でも、その光景を見ていると、なんだか笑ってしまいました。

車に戻ると、さらに嬉しい展開が

なんとか車まで戻ると、ちょうど車の正面に花火が上がる様子が見えました。

「これなら車から見られるじゃん」

そう思い、車を出して海岸線を走ることに。

すると、途中で花火を見るのにちょうどいい場所を見つけました。

後部座席を見ると、子どもが窓に張り付いて花火を見ています。

そして、嬉しそうに眺めています。

その姿を見て、

「よかったな」

と素直に思いました。

思い通りにならなかったからこそ、忘れられない思い出に

今回の花火大会。

最初から最後まで、予定通りにはいきませんでした。

駐車場は満車。

会場まで歩けば子どもは疲れたと言い出す。

夜店を楽しんだと思ったら突然の大雨。

傘もなく、親子でびしょ濡れ。

花火も中止になるかもしれないと思いました。

正直、

「散々だったな……」

と思っていました。

でも、最後には車の中から子どもと一緒に花火を見ることができました。

何より、後部座席で窓に張り付いて花火を眺める子どもの姿が、本当に嬉しそうでした。

初めての花火大会。

きっと本人にとっても、普通の花火大会とは少し違った思い出になったと思います。

大雨の中で見た花火。

予定していた流れとは全然違ったけれど、「連れてきてよかった」と思える夏の一日になりました。

子どもが大きくなったときに、

「昔、一緒に花火大会に行ったよな」

と話せる日が来たらいいなと思います。

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